
英語学習において、無数に存在する単語の中から最も重要なものを選び出し、効率的に学習することは、英語学習者が最初に悩んでしまうポイントではないでしょうか? 特に初心者や中級者にとって、この教材選択は学習の進捗にもろに直結し、モチベーションの維持にも影響が及ぶなんてことも…!
そこで重要な役割を果たすのが「NGSL(New General Service List)」です。このリストは、日常生活からビジネス、アカデミックな環境に至るまで、英語使用者が頻繁に遭遇する単語を科学的に選定した単語リスト。英語学習者にとっては、最も効率的に語彙の習得ができる単語帳と言っても良いでしょう。本記事では、NGSLの概要、その学習がなぜ英語習得に不可欠なのか、そして効果的な学習戦略についてご紹介します!
日常英会話の92%をカバーできる!? NGSL英単語の概要
NGSLは、英語を第二言語として学ぶ人々にとって最も有用な2,800語を集めたリストであり、日常会話からビジネス、学術的な文脈まで、幅広いシーンで使用される単語が含まれています。このリストは、複数の現代的なコーパスに基づいており、英語の使用頻度、多様性、および学習者のニーズを総合的に分析することで作成されました。
例えば、”develop”、”environment”、”community”といった単語は、日常的な会話からビジネスのプレゼンテーション、学術論文に至るまで、多岐にわたる場面で活用されます。このようにどんなシーンでも使うことができる英単語を集めたのがNGSLです。これらの単語を学ぶことは、英語能力を根幹部分から強化することにとても直結しやすいのです。
なぜNGSLは生まれたのか?その開発背景の歴史
英語学習者が効率よく、そして実用的な語彙を身につけるために開発された「NGSL(New General Service List)」。
では一体どのような背景でこの単語リストは作成されたのでしょうか?
そこには、過去の英語教育からの脱却と、現代の学習ニーズを見据えた明確な意図が存在しておりました!
次からはNGSLがどのような背景から誕生したのかを、歴史的な流れとともに解説をしていきます。
GSLの限界と現代英語学習へのミスマッチ
NGSLが生まれる前、最も広く使われていたのがGSL(General Service List)でした。
これは1953年にマイケル・ウェストによって開発された、英語学習者のための基本語彙リストで、約2,000語が収録されていました。
当時としては画期的なリストでしたが、作成から半世紀以上が経過し、現代の英語環境とは大きく乖離してしまったのです。
たとえば、「wireless(ワイヤレス)」「laptop(ノートパソコン)」など、今や日常で頻繁に使われる語が含まれていない一方で、現代ではほとんど使われない語も多く含まれていました。
どのような単語が載っていたのかというと、
「shan’t」→これはどのような意味かわかりますか?
正解は Shall notの省略形になります。 しかし現代ではwon’tを使うのが一般的なので、この英単語の出現頻度は非常に稀なわけですね。
このような使用頻度と現実の乖離が、英語学習の非効率さを生む要因の一つとされていたのです。
大規模データとテクノロジーの進化
NGSL開発の大きな転機となったのは、膨大な英語コーパス(言語データ)の利用が可能になったことです。
1990年代以降、インターネットの普及により、実際の英語使用例を収集・分析する技術が飛躍的に向上しました。
ここで重要な役割を果たしたのが、コーパス言語学(Corpus Linguistics)という分野です。
これは、ニュース記事・学術論文・SNS・会話文など、現実に使われている大量の言語データ(コーパス)を客観的に分析する手法で、近年の言語教育や語彙研究に多大な影響をもたらしている学問と言えるでしょう。
NGSLはこのコーパス言語学のアプローチを活用して、現代においてよく使われる英語の使用頻度・多様性・文脈をデータベース化。その中から、第二言語学習者にとって最も有用で、さまざまな場面で活用できる2,800語を厳選しているのです。
この単語リストは、アメリカの語彙研究者チャールズ・ブラウン博士、ブライアン・クルーズ博士らが中心となり、2013年に正式リリースされました。データと科学に基づいて設計されたNGSLは、従来の感覚的な単語選定とは一線を画し、「本当に使える英語」を効率よく学べる画期的な単語リストとして世界中で高く評価されています。
NGSL英単語が英語学習者にとって重要なワケ
NGSLが特に評価されているのは、英語を母語としない学習者向けに最適化されている点です。
このリストの中に掲載されている単語は特定の分野や文化に偏らず、どの国・状況でも使える“中立的で実用的な語彙”に限定されています。
たとえば、イギリス英語限定の単語や法律専門用語などは含まれておらず、旅行、仕事、学習といった幅広い文脈に対応できる語彙のみが選定されています。
そして語彙の数という観点でも、ネイティブスピーカーが実際に知っている単語は20000語を超えると言われていますが、実際に彼らが日常英会話で使う英単語の語数は3000~4000語程度です。つまり、ネイティブと会話をするためには3000語程度の英単語を使いこなせるようになればよく、NGSL英単語はその実に9割以上をカバーしているので、このカバー率を考えても第二言語として英語を学ぶ人たちにとって効率性に優れた教材になっていることがわかります。
さらに、このリストは英語教育の専門家によっても高く評価されており、世界中の多くの教育機関で教材として採用されています。これは、NGSLが英語学習の効率化と効果的な語彙習得を実現するための信頼できるツールであることを示してるとも言えるでしょう。
効果的なNGSL英単語の学習法をご紹介!
以下に、NGSL英単語をより効果的に学習するための方法をいくつか紹介します。学習方法の参考としてお役立てください。
スペースド・リピティション・システム(SRS)の活用
スペースド・リピティション・システム(SRS)は、記憶の忘却曲線に基づいて、情報を一定間隔で繰り返し学習することで、長期記憶に定着させる学習法です。AnkiやQuizletなどのアプリを使用して、NGSL英単語を繰り返し復習し、記憶に定着させましょう。
コンテクスト(英語文脈)での学習
単語を孤立して覚えるのではなく、実際の文章や会話の中でその使用法を学ぶことが重要です。英語のニュース記事、ポッドキャスト、映画などを通じて、NGSL英単語がどのように使われているかを観察し、理解を深めましょう。
自分に関連づけて学習する
学習した単語を自分の経験や知識と関連づけることで、より深く理解し、記憶に残りやすくなります。例えば、「develop」を学んだら、自分が関わったプロジェクトの発展について英語で説明してみるなど、実際に使ってみることが効果的です。
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今回ご紹介したNGSL(New General Service List)は、効率よく語彙力を伸ばしたい英語学習者にとって最適な教材と言えますが、オープンソースから取得できるそのままの単語リストだと英語オンリー。日本語訳がついていないため、初心者にはややハードルが高いのが実情です。
そこで、弊社が運営している英語コーチングサービス「CB English」では、NGSLをもっと使いやすく、もっと手軽に学習できるように、日本人学習者向けに製本化された「NGSL学習リスト(日本語訳付き)」を開発しました。
現在は、CB Englishの公式LINEに登録していただいた方限定で、NGSLリストのうち最初の1000語分の教材を無料プレゼント中!(※このプレゼントは予告なく終了する場合がございます。)
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まとめ
英語学習は、なかなか成長実感が感じられずにモチベーションの維持が難しかったりしますが、NGSL(New General Service List)のような効果的なリソースを活用することで、その過程を大きく前進させることができます。NGSL英単語は、日常会話からビジネス、アカデミックな文脈に至るまで、英語使用者が頻繁に遭遇する単語を網羅しており、学習者にとって最も価値のある語彙の習得が可能です。
NGSL英単語の語彙をマスターすると、ネイティブとの会話はよりスムーズに行うことができますので、ぜひ今後の英語学習の参考にしてください。英会話ができるようになって海外の異文化に触れると、よりあなたの人生を充実したものにできますよ!
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